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展示「可憐に揺れる紫陽花の詩」<2025年6月7日~15日>

作品紹介

6月7日よりGallery glad.さん企画公募グループ展「可憐に揺れる紫陽花の詩」に参加します。現地で生原画を見ていただけるのはもちろんうれしいですが、画面越しでも見ていただけると嬉しく思います。

可憐に揺れる紫陽花の詩

日付:2025年6月7日(土)~6月15日(日) 木・金曜日休廊

営業時間:11時~16時 (初日のみ一般入場13時30分~)

入場料:無料

場所:Gallery glad.(大阪市西区九条3-20-21コーポあや1F)

↓ギャラリーさんの公式ページです。展示詳細(販売など)はこちらをご参照ください。

Gallery glad.
大阪市内のギャラリーHPです

メインビジュアル担当のなずみ紫帆さんの和服美人さんのイラストが素敵すぎて、触発されて珍しく和風で新作3点を描きました。(なずみ紫帆さんのイラストは↑の公式ページからご覧ください!)

画材:透明水彩・色鉛筆・ミリペン・ウォーターフォード細目水彩紙 サイズ:15×30額 165 × 310 mm (額内寸110 × 260 ㎜) 各11,000円
撮影時は反射防止のためアクリル板を外してあります

今回は額装を全部揃えてみました。カラフルな絵を、アルミフレーム&細目の銀色マットがスタイリッシュに引き締めてくれ甘辛MIXな額装となりました。

今回の額装作品は全て、マイメリブルーの透明水彩で描いています。大日本美術工芸様より、一か月間マイメリブルー全色モニター企画として貸し出していただいた際に制作した作品です。マイメリブルーは単一顔料なので顔料の違いが楽しめて良かったです。

恋蛍

紫陽花の品種のひとつ「恋蛍」に着想を得て、ピンク色の可愛らしい花弁と少女を共に描きました。初恋に目覚めた少女をイメージしました。着物の柄はピンク色で子どもっぽい鈴の柄にして幼さを強調しました。着物は柄で色々な意味を込められるので楽しいですね。

夜空はインディゴとコバルトグリーン(粒状化色)の混色で粒状化させてニュアンスを作っています。

群鷺

紫陽花の品種のひとつ「群鷺(むれさぎ)」に着想を得て、群れのなかでも埋もれない美しさを描きました。群鷺、名前の通り羽を広げた白鷺のような花弁がとっても可憐な品種です。

ニッケルチタネートは、青みのある粒状化色の黄色です。単色の冴えた感じも素敵ですが、混色すると不透明パステルカラーっぽくなってとてもかわいいです。葉の部分や着物に混色しながら使っています。

絵の知識ゼロの文鳥さん
絵の知識ゼロの文鳥さん

キャルルル!(白い鳥なら文鳥さんを描いてよ!)

紫陽花の品種「文鳥」、ないかなあ…

蛇目

紫陽花の品種の一つに「蛇目」もあるのですが…、蛇目はこの紫陽花とは違う見た目の品種です。描いた後から、蛇目という品種があることに気づきました。(笑)

これは展示会のサブテーマである「傘、雨」の方から着想を得ました。雨ごいのために蛇神に嫁にもらわれる異類婚姻譚のイメージです。お出かけするときには、夫の蛇には着物の柄に化けてもらって相合傘で…、と妄想を膨らませています。

セルリアンスカイブルーとマルスブラックをゴリゴリ粒状化させるのが楽しい1枚でした。セルリアンスカイブルー、私の手持ちの色見本では表記抜けなのかグラニュレーション(粒状化色)の表記はないですが、とても粒状化しやすい一色です。

フレームレス原画

画材:透明水彩・色鉛筆・ミリペン・ホワイトワトソン豆色紙 サイズ:75 × 75 mm 各3,000円

豆色紙に花をアップで描きました。額装の方ではあまり描きこめなかったので改めて描くのが楽しかったです。

おわりに

珍しく和服を描いてみました。和服は難しいけれどとても楽しいですね! 原画の方はもっと色がきれいなので是非生原画を見に行っていただけると嬉しいです。

また、この次は浴衣がテーマの展示会に参加予定です。今回の作品と合わせて、次回の和風イラストも楽しんでもらえますよう今後も、頑張ります!

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