7月29日よりぎゃらりぃあとさん企画展「伝承されしもの」に参加します。
伝承されしもの

期:2026年7月29日(水)~8月2日(日)
営業時間:13時~20時(最終日18時まで)
入場料:無料
場所:ぎゃらりぃあと (大阪市北区黒崎町14-19)
公式HPはこちらです☟ 販売詳細などはこちらをご参照ください。
ぎゃらりぃあとさん企画の「存在が見えずとも語り継がれているもの」をテーマに、作家それぞれがひとつの存在を担当して描く企画展です。私はフェアリー担当でお声がけいただきました。
子どもの頃から妖精が好きでした。シシリー・メアリー・バーカーの花の妖精たちに憧れ、その詩集はいまも大切にしています。

妖精は目に見えません。それでも世界中に物語が残り、人々に語り継がれてきました。不思議な光景、説明のつかない出来事、あるいは、少しだけ日常から心を遊ばせたい気持ちのなかに、人は妖精の気配を見てきたのかもしれません。
今回は、妖精そのものよりも、妖精が息づく風景メインにを描いてみたいと思いました。
森のあわい

幻想的な青緑の色彩で描いた森に静かに浮かび上がるフェアリーリング。きのこが輪を描いて群生する現象を、人々は妖精たちの踊った跡だと考えて、フェアリーリングと名付けました。
森の奥深くにふと現れる、不思議な場所。そこには、昔からひっそりと受け継がれる誰かの想像が息づいている気がします。そんな森の中に、小さな気配を忍ばせました。
青緑の色合いは写真ではなかなか再現できません。ぜひ原画でご覧いただけたら嬉しいです。
野辺のひそみ


ノアザミや野菊が揺れる、どこにでもありそうな草むらの風景です。 森の奥で出会う不思議と、道ばたの草むらの気配。遠く離れたもののようでいて、人はそのどちらにも空想を広げてきました。
特別な場所だけに妖精が生まれるのではなく、見慣れた景色の片隅にも、想像はそっとはばたくのかもしれません。 画面の奥へ、視線とともに空想がゆっくり歩いていくような気持ちで描きました。
花帽子のうつつ

気配ばかり描いていた反動で、最後は妖精そのものを描きたくなりました。ルドベキアの花を見ていて、ふと麦わら帽子のようだと思ったことから生まれた作品です。
草花を身近に感じて、その色や形の特徴を衣服に見立てるような、そうした自然への親しみと小さな想像の積み重ねが、妖精たちの居場所をつくってきたのかもしれません。
今後の予定

他の作家さんが描く「伝承されしもの」もとても楽しみです。
見えるものと見えないもののあいだに生まれた、それぞれの存在たち。ぜひ会場でご覧いただけたら嬉しいです。
さて、今後の展示予定は以下の通りです。
年内は以下の展示を一区切りにして、今年の作品をまとめた冊子づくりや、自家通販向けの新作制作を進める予定です。
■ 現在~8/16ごろ
ギャラリーディオキサジン様(横浜) 常設展
■ 9/19~23
ギャラリーディオキサジン様(横浜)企画展
「感謝の実りを」

