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展示「メリィバッドエンド第9章」<2026年5月6日~10日>

作品紹介

5月6日からぎゃらりぃ あとさん企画展「メリィバッドエンド第9章」に参加します。普段あまり描かないダークな色味ですが、様々な形の「しあわせ」を描いています。

メリィバッドエンド第9章

会期:2025年5月6日(水)~5月10日(日)

営業時間:13時~20時 ※最終日18時まで

入場料:無料

場所:ぎゃらりぃ あと(大阪市北区黒崎町 14-19) 

↓ぎゃらりぃ あとさんの公式ページです。展示詳細(販売など)はこちらをご参照ください。

それぞれ別々に描いた絵のはずが、ご一緒する作家の皆さまと、どこか通じ合う気配のあるフライヤーも印象的で、会期がますます楽しみになっています。

メリィバッドエンド、という言葉について。周囲から見ればバッドエンド。けれど本人にとっては、確かなしあわせである結末。

誰もが祝福するハッピーエンドも素敵ですが、あとからふと心に戻ってくるのは、こうした少し複雑な物語だったりしますよね。

ぎゃらりぃ あと様で長く続いてきた企画展とのことで、今回は第9章。テーマは 「箱庭」。
このたびお声がけいただき、初参加させていただきます!

そしてエデンは、

画材:透明水彩(透明水彩紙、透明水彩、ミリペン、色鉛筆、木炭) サイズ:八つ切り額 320 × 240 mm (透明水彩部分220 × 160 ㎜)、12,000円。 撮影時は反射防止のためアクリル板を外してあります

今回、箱庭というテーマから真っ先に浮かんだのが、エデンの園でした。

禁じられた実を口にし、楽園を追われた人間。そこから歴史は始まり、同時に原罪も背負うことになる——そんな物語です。

作品では、完璧に整えられた小さく閉じた箱庭世界からはみ出して、外の世界へ目を向ける少女を描きました。小さすぎる箱庭から出る変化を選んだのに、人はそれを罪だという。少女のままでいることが幸せだと。

今回の絵はクサカベさんのチャコールカラーをたくさん使っています。チャコールカラーは透明水彩と木炭粉を合わせたユニークな分離色。沈んだ空気のなかにわずかな鮮やかさを差し込むように、チャコールカラーを主軸にしながら、一部には別の色も重ねています。

黒い背景や、遠くのリンゴの枝を暗くするのには木炭を塗りこみました。水彩と木炭を合わせたのは初めてでしたが、チャコールカラーの雰囲気にぴったりでした。

また、フレームレス原画 「エンドB 」 も制作しました。
熟れすぎて落ちた林檎に埋もれる女性。手の届くほど実りに満ちていても、彼女は手を伸ばさずに埋もれていく。それもまた、もうひとつの結末です。

画材:透明水彩(透明水彩紙、透明水彩、ミリペン、色鉛筆) サイズ:ポストカードサイズ(若干小さめ) フレームレス原画のため額装無し、即日購入お持ち帰り可能です。4000円

ヘスペリデスは永遠に、

画材:透明水彩(透明水彩紙、透明水彩、ミリペン、色鉛筆、木炭) サイズ:八つ切り額 320 × 240 mm (透明水彩部分220 × 160 ㎜)、12,000円。 撮影時は反射防止のためアクリル板を外してあります

もう一枚は、エデンと対になる作品です。

題材にしたのは、黄金の林檎が実る楽園、ヘスペリデスの園。三人の娘たちが世話をし、竜が守る、永遠の果樹園です。不老不死や永遠は、ときに不幸の象徴として語られます。変化や終わりがあるからこそ日々が輝くのだ、と。

けれど本当にそうでしょうか。穏やかな場所で、満ち足りた日々がずっと続くこと。それだって幸福です。

私たちはいつも、変化や成長を求められます。今のままでは足りないと、どこかで囁かれ続けています。でも、周りから単調だといわれても、変わらずにいることにも、守るべきしあわせはある。そんな思いで無機質に回り続ける回転木馬の箱庭を描きました。

今後の予定

幸せも不幸せも、きっと周りが決めるものではなくて、色々な価値観に寄り添えたらと思い「変化」と「永遠」の二枚を描きました。

そのときどきで、どちらを選んでもいい。けれど、どんな選択にも、誰かの目には小さなバッドエンドが映るのかもしれません。正解に縛られず、それぞれの心で自由に見ていただけたら嬉しいです。

次回の展示は、6/20~ 6/28 Gallery glad.さんにて「Botanical Garden2」に参加します。

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