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展示「ARTs*LABo 天使・悪魔展2025」<2025年12月17日~20日>

作品紹介

12月17日からARTs*LABoさん企画公募展「ARTs*LABo 天使・悪魔展2025」に参加します。昨年も参加させていただいた素敵な展示、新作額装2点とATC2点で参加します。

日付:2025年12月17日(水)~12月20日(土)

営業時間:13時~19時 (初日のみ16時~) 12/18(木) 13:00より販売開始

入場料:無料

場所:Gallery CORSO(東京都千代田区神田神保町3-1-6日建ビル3F)

↓企画のARTs*LABoさんの公式イベントページです。展示詳細(販売など)はこちらをご参照ください。

こちらは昨年に展示したもので、今年は展示しません。

昨年も参加させていただいた天使・悪魔展。昨年は色違いの額に調和するように白い天使と黒い悪魔を描きました(上記の2点は今年の展示はありません)。今年は昨年のアンチテーゼとして、調和ではなく、違和。同じ額にあえて逆の色味で描いた黒い天使と白い悪魔の展示を行います。

サイズ内寸120mm×120mm,額外寸236×236mm。撮影のためにアクリル板は外してあります。

Acceptance

ダークな色味の一見すると暗い絵ですが、描いているのは天使です。
天使の象徴の輪は額の縁でかろうじて見切れ、角のようにも見えるギリギリの位置に配置したので天使か悪魔か判然としない姿になっています。


黒はすべての色を吸収する色。どんな光も拒まず受け止めた結果としての黒です。恐れや悪の象徴として語られがちなこの色に、受容のやさしさを重ねながら、黒い天使を描きました。

画材:透明水彩、ミリペン、色鉛筆、ウォーターフォード水彩紙細目 サイズ内寸120mm×120mm,額外寸236×236mm、11,000円。

ウォーターフォードの細目を使っています。絵の具を重ねれば重ねるほど重厚に受け止めてくれるのに、紙目は繊細で細かい表現ができる素敵な紙です。

Innocence

白い額に包まれた、純真無垢な少女。一見すると天使のように見える悪魔として描きました。こどもの無邪気さは、ときに残酷さと背中合わせです。なににも染まっていない純な存在だけど、清くも正しくもない。生まれ持った悪性もまた生きものの自然な一部だと思います。

白い悪魔といえば…、純白でかわいい顔をして、私のささくれをむしって血をすする白文鳥さん…、いえ、なんでもありません。白文鳥さんは白い天使です。

画材:透明水彩、ミリペン、色鉛筆、ウォーターフォード水彩紙細目 サイズ内寸120mm×120mm,額外寸236×236mm、11,000円。

ATC2枚

画材:透明水彩、ミリペン、色鉛筆、ランプライト水彩紙 サイズ 外寸64×89mm、3,800 円。

黒い天使と白い悪魔を、あえてその象徴が画面に現れないように描きました。黒だから悪い、白だから善い──そんな単純な色分けではなく、その存在の名を決めるのは、外側ではなく内側の在り様なのだと思っています。

今年最後の展示です。ぜひ見ていただけると嬉しいです。現在、今年描いた作品を集めた作品集を作成中です。年明けくらいにBOOTHで販売開始できるよう頑張ります!

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