9月11日よりARTs*LABoさん主催のグループ展「アリス・童話展」に参加しますので、展示作品を紹介します。現地で見ていただける方はぜひ、生原画をご覧になっていただけると嬉しいです。
アリス・童話展
日付：2024年9月11日（水）～14日（土）
営業時間：13時～19時 (初日16:00スタート）
入場料：無料
場所：Gallery CORSO（東京都千代田区神田神保町3-1-6 日建ビル3F）
童話をテーマにした額装作品2点、ATC2点を描きました。グループ展のため他の作家さんの素敵な作品にも多数出会えると思いますので、ご都合が合えばぜひ見に行って下さると嬉しいです。
初めまして、狼さん
赤ずきんをモチーフに描きました。もともとの童話はかなり残酷ですが、狼が人間のフリをして騙せたなら、人間も狼のフリをすれば仲良くなれるのでは…という想像をしながら描きました。（描画サイズが小さすぎて耳が作り物…という描きこみができませんでした泣）
森の中のような深緑色のマットと額を合わせました。小さい絵ですが、額も含めた森の広がりを感じてもらえると嬉しいです。
同じキャラクターでATCサイズの絵も描きました。同じ世界観の絵が並ぶと楽しいですね。
またいつか、王子様
人魚姫をモチーフに、王子様のいるお城に未練を感じて振り返る人魚さんを描きました。幻想的な青紫を引き立てる、落ち着いた薄灰色のマットと額を合わせました。いつもいく額屋さんにたまたま入荷した額らしいですが、良い額に出会えました。額の存在感は控えめですが、じっくり見るとメルヘンな模様の装飾が可愛らしいです。
赤ずきんの絵もこちらの絵も、使用した紙はウォーターフォードナチュラルです。紙の色の温かみとほどよく落ち着いた発色、重厚に塗り重ねられる質感に童話の挿絵のような雰囲気が生まれました。お気に入りの紙です。
ポチップ
こちらも同じキャラクターでATCを描きました。波にたゆたって身を任せる人魚さん。生まれ育った海に身を任せるのは、きっと私たちが布団の中でまどろむように心地よいのでしょうか。
今後の予定
童話や児童書の挿絵が昔から好きでした。絵ならではの現実を離れた光景でありながらも、説得力のある描写力を持つ、そんな絵が描けたらいいなと今回の展示用の作品制作で改めて思いました。今後も引き続きグループ展に参加していきたいです。
