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展示・アニマルイラスト2<2024年2月16日~25日>

作品紹介

2月16日より、Gallery IYN様(大阪府)にてグループ展「アニマルイラスト2」に参加いたしますので、展示予定の作品などを紹介します。

アニマルイラスト2

日付:2024年2月16日(金)~25日(日)

営業時間:11時〜18時(入場無料)

場所:Gallery IYN(大阪市北区中崎西1-8-24 アインズビル101号)

他の作家さんの素敵な作品も多数展示されるグループ展です。

9年振り(!)の展示

SNSでギャラリーさんから展示の案内を頂いて知ったのですが、最近はギャラリー様主催のグループ展なるものがあるのですね!

昔々…9年前、お絵かき仲間の友人と二人で地元のカフェギャラリーを借りて展示をしたことがありました。作品作りに宣伝準備、グッズ作成、搬入搬出、在廊…と全部自分たちでやってめちゃめちゃ大変だったことを記憶しています。

ギャラリー様主催だと、こちらは展示するモノを送るだけで展示・販売をしていただけるのでとても助かりますね。そして、個展や仲間でグループ展をするより作品数が少なくても展示に出せるし…。

なんだか細々活動する作家にも優しい時代になったものだなあとしみじみ思いました。久しぶりにたくさんの人に、実際に作品を見てもらえる機会に出会えて嬉しい限りです。

テーマについて

「アニマルイラスト」というテーマで9作品を出展します。

子どもの頃から動物が大好きでした。特に、シートン動物記やドリトル先生シリーズなど、動物の在り方そのものの多様性を描いた物語を読んでは動物たちと心を通わせられたら…と想像していました。

見るのももちろん好きですが、動物を絵に描くこともそれ以上に好きです。絵を描くためには一度、そのモチーフのことを自分の中に落とし込まなくてはいけません。そのため、動物の生態を調べたり、その姿かたちをよく見てスケッチすることで動物の在り様の美しさを更に深く知れるように感じます。

絵の知識ゼロの文鳥
絵の知識ゼロの文鳥

キャルルル!(前置きが長いよ! さっさと本題に入って!)

あ、ごめんね…。

それでは、9作品を紹介します。気になる作品があれば、ぜひ現地で見ていただけると嬉しいです!

見返り美人

画材:透明水彩・ランプライト水彩紙 サイズ:太子(額内寸379 × 288 ㎜)
撮影時は反射防止のためアクリル板を外してあります。

今回一番お気に入りの1枚です。祖母の家にいる猫で、一番よく描くモチーフのような気がします。9年前の展示のときにもこの子を描いた作品がありました。

三毛の長毛がとても美しい猫で、その毛並みの美しさとお顔の愛らしさを表現したいと頑張っていますが…、やはり実物が一番かわいいです。

水彩らしいぼかしやにじみを生かした毛並みの表現に注目してもらえたら嬉しいです。実物の方がもっと、ふわっとして見えます。

絵の知識ゼロの文鳥
絵の知識ゼロの文鳥

キャルルル!(文鳥さんも描いてよ!)

白文鳥さんって真っ白で単純なフォルムで、猫ちゃんに比べるとそれだけでは絵になりにくくて…。(言い訳)また今度文鳥さんも描くね!

眠る子猫

画材:透明水彩・水彩紙 サイズ:太子(額内寸379 × 288 ㎜) 
撮影時は反射防止のためアクリル板を外してあります。

昔、大学のバス停に居ついていた子猫を描いた作品です。大学の帰りにはいつも遊んでいました。

子猫特有のポヤポヤ毛。クロワッサンの層のような縞模様。日向のようないい香り――。

子猫を目の前にしたときに生まれる幸福感をオレンジをメインにした暖かい色合いで描きました。

この絵のモデルになった子猫はあるときから姿を見なくなってしまいましたが、数年後に祖母の家に同じ柄で遊び好きの子猫がやってきました。生まれ変わってまた遊んでくれたのかと嬉しくなりました。

足跡辿って

画材:透明水彩・ウォーターフォード紙 サイズ:八つ切り(額内寸303 × 242 ㎜)
撮影時は反射防止のためアクリル板を外してあります。

動物の主張が強い絵が続くので、すこし主張を抑えた狼のいる風景画です。

狼も大好きなモチーフです。この絵の構図は、昔読んだ児童書「クロニクル千古の闇」に登場する狼をイメージしています。主人公と心を通わせた狼が、自然の中に還ってしまう後姿…。でも、足跡さえたどれば、またきっと会える。そんな情景をイメージしました。

白銀の雪景色を表現するため、画面にはマスキングして細かい雪を描いています。それ以外にも、写真では伝わりませんが、キラキラ絵の具でダイヤモンドダストを表現したり、絵を囲むマットも少し光沢のあるものにして雪景色を全体で表現しています。お越しいただける方は実物を見てもらえると嬉しいです。

ミニ額「動物×植物」シリーズ

ミニ額のシリーズは、前に描いたお気に入りのシリーズでしたがずっと押し入れの中で眠っていました。今回の展示にあわせて加筆・額装して、再び息を吹き返したように感じます。

絵も、今回展示で見ていただけるのをきっと喜んでいると思います。

メインの動物に、絵にメッセージを添える花言葉をもつ植物をチョイスしています。(花言葉は複数あるのであくまで、この絵のイメージです)

花言葉もあわせて、絵の雰囲気を楽しんでもらえたらと思います。

「オカメインコ × シロツメクサ」

画材:透明水彩・水彩紙 サイズ:10角(額内寸100×100mm) 
撮影時は反射防止のためガラス板を外してあります。

シロツメクサの花言葉は「幸運」。陽気なオカメインコが運んできてくれるイメージです。

オカメインコのまん丸チークのほっぺたが好きで、いかにも人気者!って感じですよね。画面にはたくさんのシロツメクサがありますが、主役のオカメインコが持つシロツメクサは幸運の象徴の四葉です。額縁も金で明るく仕上げました。

「ペンギン × ハッカク」

画材:透明水彩・水彩紙 サイズ:10角(額内寸100×100mm) 
撮影時は反射防止のためガラス板を外してあります。

ハッカクの花言葉は「努力」。過酷な世界で子育てするペンギンはすごいと思います。

ペンギンが寒さを耐え忍んで住む世界をイメージして、寒色系でまとめました。お料理に使うハッカクも色を変えて、まるで雪の結晶のように配置しました。寒々しい色合いですが、見つけた人に少し暖かい気持ちになってもらおうと、絵の中にこっそり「♡」を仕込んでいます。

「フェレット × 白百合」

画材:透明水彩・水彩紙 サイズ:10角(額内寸100×100mm)
撮影時は反射防止のためガラス板を外してあります。

白百合の花言葉は「自尊心」。フェレットの肉食獣ゆえの強者らしい気品あふれる表情を描きました。

百合もフェレットも白でまとめてリング状に配置してまとまりをだしつつ、あえて背景に明るいオレンジと金の額縁で絵とは対照的にド派手に仕上げました。

己が己であるだけで存在を誇るような、自尊心あふれる感じの存在感です。

「スコティッシュフォールド × カラー」

画材:透明水彩・水彩紙 サイズ:10角(額内寸100×100mm) 
撮影時は反射防止のためガラス板を外してあります。

カラーの花言葉は「乙女のしとやかさ」。

思慮深い印象のダークカラーのスコティッシュフォールドと、真っ白なカラー。全体と調和して囲む暗色のアンティーク調の額…。全体的に落ち着いた雰囲気に仕上げました。どんなお部屋にもなじみそうな感じで、個人的には額装がとてもお気に入りの一枚です。

額と絵がぴったり調和することを「完璧な結婚」というのですが、額装した時まさにこの1枚だと感じました。

「ポメラニアン × ヒマワリ」

画材:透明水彩・水彩紙 サイズ:10角(額内寸100×100mm) 
撮影時は反射防止のためガラス板を外してあります。

ヒマワリの花言葉は「光輝」。遊びに誘うポーズのオレンジ色のポメラニアンとヒマワリが並んで、明るく楽しい一枚です。

額縁はヒマワリの中心と同じ茶色にしました。ひとつ上の絵と同じ額ですが、中の絵が違うと印象も違って見えますね。こちらの額は、暗い色で絵を囲うことで中の絵の鮮やかさを引き立てています。

「ボーダーコリー × フヨウ」

画材:透明水彩・水彩紙 サイズ:10角(額内寸100×100mm) 
撮影時は反射防止のためガラス板を外してあります。

フヨウの花言葉は「しとやかな恋人」。とても賢くて忠誠心のあるボーダーコリーは一緒に暮らす存在として憧れの犬種です。

お散歩をしたくなるような空色の背景と、寒色系のシルバーに額でさわやかに仕上がりました。ボーダーコリーの白と黒のコントラスト、フヨウのピンクと背景のコントラストが、快活な印象を与えます。

上記6枚のシリーズでポスカードセットも販売しています。個性的な6枚が並ぶととても楽しいです。

販売について

展示会場にて購入可能です。遠方の方は、ギャラリー様を通じて通販が可能です。(↓のギャラリー様サイト内に通販方法の記載があります)

アニマルイラスト2 2024年2月16日~2月25日
Gallery IYN 『アニマルイラスト2』 メインビジュアル:はらたけあおいろ (Twitter / @haratakeatorie) 「アニマルイラスト」展のお題は、 身近なペットや動物園の動物、空想的な動物、好きな動物などなど、、 ...

ご縁があってお迎えしていただいて、あなたの日常に少しでも癒しや彩りをお届けできたら嬉しいです!

今後の活動について

展示を意識するとモチベーションも上がりました。グループ展に継続的に参加していきたいなと思います! 今後も見守って下さると嬉しいです。参加したからには他の出展者さんの絵も見たいので、現地に見に行きたいのですが、いかんせん地方在住のため毎回は厳しく…。行ける範囲で参加していきたいと思います。

また、原画やグッズ販売については、BOOTHを利用した自家通販も検討中です。展示に比べると実物を見てもらえる機会は減ってしまいますが、ギャラリー様を通さない分、出品料や手数料などの面で価格を抑えての販売ができるかなあ…など。今後も見守っていただけるとありがたいです。

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