本サイトはアフィリエイトやPRが含まれていることがあります。

たくさんの絵の具、パレットはどうする?

パレット

絵の具を買い足していくと困るのがパレットの使い方。私の使い方を紹介します。

現在のパレット使い分け

今は絵の具を出しておくところとして「ハーフパン」「梅皿」「小皿」を用途によって使い分け、混色するスペースとして「紙パレット」を使っています。

一番メインに使っているのは、梅皿の6色パレットです。

絵の知識ゼロの文鳥
絵の知識ゼロの文鳥

チッチ?(たくさん絵の具を持っているのに、6色しか使わないの?)

色々あって、今の形に落ち着いたんだ。

聞いてくれるかい?

パレット最適解への道のり1 二つ折りパレット→ハーフパン

絵の具がそんなに多くなかったころ(20色くらい)のときは、二つ折りにできて混色スペースつきのパレットを使っていました。余談ですが、この形のパレットはTHE・絵描きさんって感じで好きで使わなくなっても捨てられずに置いています(笑)

ところが、絵の具がだんだん増えてくると…。かつてのパレットは一度出すと並び替えができないので、新しく買った色を出す場所に困りました。とりあえず、混色スペースに出してみて…。なんだか居場所が無くてかわいそうですね。

一番仕切りが多いもので52色出せるパレットもありますが、私の作業スペースではそんなに大きなパレットを並べることが難しく…。

そこでハーフパン(2mlのプラケース)に出して管理することにしました。ハーフパンの裏にはマグネットがついていて、金属のケースの中で自由に並べ替えることができます。また、混色スペースもないため省スペースです。

ところが、絵の具が多くて分かりにくくて使いたい色に直感的に触れないことに困りました。欲しい色を確認するのに時間がかかったり、間違えた色を触ってしまったり…。画面の水分が蒸発するまでの時間勝負の場合、絵の具を取るだけで時間がかかるのは致命的です。

また、ハーフパンのサイズが小さく大きな筆が直接入らないこと、絵の具を少ししか出していないせいもあるのですが、深さがあるため筆の角度を立てて入れないと絵の具に触れず手首に負担がかかることがストレスでした。

絵の具が多ければいいって訳じゃない! と気が付きました。

そこで厳選絵の具だけのパレットを作ることにしました。

パレット最適解への道のり2 梅皿をプラス

厳選絵の具を出すところとして選んだものは梅皿です。

  • 直径8cmほどで省スペースなのに、絵の具を取るところが広くて大きめの筆でも入りやすい
  • 滑らかな傾斜がついていて絵の具の水分を切りやすい
  • 陶器でできているので程よい重さがあり、筆で擦っても梅皿がずれずノンストレス

良い点はいっぱいあるのですが…。しかしこの梅皿、絵の具を取りやすい仕切りが6つしかありません!

どの6色にするか…色々悩んで、この6色だったら描きたいものが大抵描ける! という6色を選びました。私は人物、動物、植物…と描きたい対象がたくさんあるので、それぞれに良い6色という組み合わせで選んで6色パレットを複数用意しています。

厳選するとよいところは、その分絵の具への理解が深まるところです。同じ色をよく使うことになるので、絵の具の特性を覚えやすく、数が少ないので混色見本も数が少なく(単純な2色混色なら15通り)覚えられる範囲です。

人物をきれいに描ける厳選6色の色解説、混色見本は以下のページにあるのでこちらもどうぞ!

絵の知識ゼロの文鳥
絵の知識ゼロの文鳥

チチチ?(厳選6色ってことは、もうハーフパンや他の絵の具は要らないってこと? メルカリで売って文鳥の餌代にする?)

要るよ! 他の絵の具も超使っているよ!

使い方が違うんだ。

パレット最適解への道のり3 小皿をプラス

6色に厳選したといっても、やはり絵の具にはそれぞれの良さがあるので、絵によってはそれ以外の絵の具で描きたいこともたくさんあります。そんな時に、使いたい絵の具だけ出すように小皿をプラスしました。この小皿の絵の具はそのとき使う分だけ最小限出して使い、絵が完成すれば洗ってリセットしています。

ハーフパンに出している絵の具は、本番用の絵に使うことはほとんどなくなりました。ハーフパンの絵の具は色んな色を自由に使いたい気軽なスケッチや、本番用前の着彩構想のときの絵の具候補一覧、小皿に出すほどではなくほんのちょっとだけ使うとき…といった時に使っています。手持ちの色んな色が少しずつ出ているのは便利ですね。

ということで、私のパレットの使い方紹介でした。まだまだ最適解にはなっていない気がするので、水彩絵描きの他の皆さんはどんなパレットの使い方をしているんでしょうね。気になります。

タイトルとURLをコピーしました