ベィシックカラー13色のうち、ブラックとホワイト以外の色で2色混色見本を作りました。絵の具の濃さや配合具合にはばらつきがあるため、参考程度です。
(スキャンやみている画面によって色は本物と異なります)
イエローレモン
青みがかった方の黄色。とはいってもイエローと混色した時に大差は感じられません。
イエロー
赤みがかかった方の黄色。まっち三原色の一つ。混色ではレモンイエローとの差はあまり感じられない。どちらか一本でも困らなさそう。
イエローオーカー
ベィシックカラー13色セットに存在する(12色セットまでには入っていない)便利な中間色。まっちの絵の具は特に彩度が高くて鮮やかなので、混色で黄色の代わりに使って彩度を調整するのに役立ちます。混色した色はどれも心地よい色ですね~。
ブラウン
こちらも便利な中間色。混色するとどれも赤みがかかった優しい色合いで彩度が抑えられるので、名わき役といった感じですね。青系の色と混ぜた明るい黒~暗い茶色は、人物の髪の色、自然なら木や土、影の色…とても汎用性のある色味なので混色してどんな色になるか覚えておきたいですね。
バーミリオン
オレンジがかった赤色です。黄色みがあるので、青、緑系と混ぜると彩度の落ちた色合いになります。陰色に便利ですね。マゼンダと混ぜたときにできる色合いがカーマインレッドにそっくりです。(バーミリオンとマゼンダに使われている顔料がカーマインレッドの顔料なので、当たり前ですが…)
カーマインレッド
いわゆる赤色です。先ほどバーミリオンのところで混色で作れることが分かり、パレットになくてもいい色のような気もしますが…。カーマインレッドとグリーンを混ぜるだけで簡単にほぼ彩度のない黒が作れるのはいいですよね。ブラックより優しいほぼ黒。画面になじみやすくてよい色です。
マゼンダ
まっち三原色のひとつ。青みがかかった赤色というかピンク紫。そのビビッドさに目が行きますが、三原色の名の通り、混色向きの絵の具だと思います。どの混色でも彩度が下がらず鮮やかできれいです。グリーンと混ぜたときの冴えた黒も素敵です。
ウルトラマリン
赤味のかかった青色で粒状化する特徴があります。まっちのは粒子が細かく滑らか一部なため、割と均一に混ざっていますが一部粒状化していますね。混色でウルトラマリンが凝集するのを見るのが好きです。また、黄色との混色で自然な緑色ができるので便利です。
ブルー(シアン)
まっち三原色の一つ。黄色みがかかった青色です。黄色みがあるので、ウルトラマリンと違って黄色との混色で鮮やかな緑ができますね。どの混色でも彩度が高くきれいです。
グリーン
人工的な青みがかった緑色。スキャンでうまく色味が出ていませんが。もう少し深みのある色です。単色では鮮やかすぎて、固有色などに使いにくいため混色前提の色ですが、黄色+青色で事足りるため私は活用が苦手な色です…。
イエローグリーン
気持ちのいい黄緑色。グリーンも同様ですが鮮やかすぎてそのままでは使いにくいため混色向きです。ただ、緑+黄色で作れる色なので、活用頻度は低めかもしれません。